FAQ集(ドイツ古典フルレンジシステム)

 

ドイツ古典フルレンジシステムについて


Q. 後面開放型のシステムは、鳴らすのが難しいですか?

A. 特に難しくはないと思います。

最適な設置状態の見つけ方が、他の形式のシステムと異なるだけです。

詳細については、こちらをご覧ください


Q. 何故小出力真空管アンプが推奨されるのでしょうか?

A. ドイツ古典フルレンジシステムは能率が高いため、

1W以下の入力で朗々と鳴り響きます。

このため、

出力を欲張らずに音質を追求した小出力真空管アンプとの組み合わせは、

双方の持ち味が活きる最高の組み合わせとなるからです。


尚、トランジスタアンプの場合には、万一の故障や調整不具合により、

DC電流が流れ込みスピーカーが破損する可能性がありますが、

真空管アンプでは出力トランスが介在してDC流入を阻止してくれることも、

真空管アンプ推奨のひとつの根拠となっております。


Q. 定格入力が5Wですが、組み合わせるアンプも最大出力が5W以下のものを使うべきですか?

A. アンプの最大出力を5W以下に限定して頂く必要はございません。

実際に多くのお客様が最大出力5W以上のアンプと組み合わせてお使いです。

但し、電源のオンオフや入力の切替時に音量を絞って頂き、

スイッチ切替によるノイズの直撃を回避頂くことが大前提となります。


Q. 組み合わせるアンプの最大出力は、何Wくらいまでが適当ですか?

A. 最大出力が小さいアンプをお使い頂くことは、

うっかり音量を絞り忘れてスイッチ操作を行った場合の安全策になります。

但し、絞り忘れがフルボリュームということは実際にはないと思いますので、

最大出力が10W~20Wのアンプであれば致命的な衝撃とはならないと思います。

さすがに50Wや100Wのアンプはお薦めできませんが、

電源のオンオフや入力の切替時に音量を絞って頂き、

スイッチ切替によるノイズの直撃を回避頂くことを前提といたしまして、

最大出力20Wまでが、万一の場合も考慮した実用上の上限かと思います。


Q. ドイツ古典フルレンジシステムは、大音量で聴くと壊れますか?

A. 音楽信号で破損することがあるとすれば、

工事現場並みの大音量で鳴らされるような場合かと思いますが、

お耳に不快でないように音量を調整頂く限りは起こりえない事態かと思います。

このシステムは能率が高いため、

凡そどんなアンプでも音量を絞ってお使い頂く事情は同じになります。

最大出力が5Wのアンプでも、50Wのアンプでも、

通常の広さのお部屋で通常の大音量で鳴っているときに

アンプから供給される電力は、ご使用のアンプの最大出力とは関係なく、

せいぜい1W程度になっておりますので、壊れることはありません。


Q. フルレンジユニット単体も販売していますか?

A. 申し訳ありません、お取り扱いしておりません。


Q. スピーカーボックス(エンクロージャー)だけを販売していますか?

A. 申し訳ありません、お取り扱いしておりません。


Q. 秋葉原オーディオもてぎさんで販売していたシステムと同じものですか?

A. 全く同じものです。本フルレンジシステムは、弊舎がサカエ工芸との共同企画により製品化を行い、その販売をオーディオもてぎさんに委託していたものです。その後の同店の閉店により、またユニットの供給にも限りがありますため、現在では弊舎ネットショップのみにて販売させて頂いている次第です。


Q. ツィータは必要ですか?

A. フルレンジシステムですのでツィータなしでも十分に音楽をお楽しみお頂けるだけの再生能力を備えております。ツィータの追加は、高音域での歪みと指向性を改善するグレードアップとお考えください。ちょうど弊舎TDA1541A搭載DACをノーマルチップ搭載モデルからクラウンチップ搭載モデルグレードアップするのと同様の関係になるかと思います。




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