ヴィンテージの味わい

- 史上最高のコーン紙が奏でる音楽を聴く贅沢 -

 

この時代のドイツ製ユニットを鳴らすということは、

単に昔の音を甦らせるということではありません。

その枯れて乾いた音色は、約60年の歳月をかけた

熟成の結果でもあるからです。


歳月という試練に耐える素材、構造、

それを現実の姿にする優れた製造技術、

そして熟成という時間の魔法・・・

全てが結集された再生音は、60年貯蔵の美酒を開封するが如く、今この時のために流れ出すのです。

現代の代表的な軽量ユニットに比べても半分以下という

超軽量のコーン紙は

空気との親和性が極めて高く、


録音マイクがスタジオやステージの空気と交わした会話を

まるでリスニングルームの空気に口移しするように、

優しく、熱く、伝えてくれます。


裏板のない開放型キャビネットとの組み合わせは、

超軽量振動板の軽快な動きを妨げないための工夫。

最新のハイレゾ音源をも活かす

音楽再生の完成形が、

60年前のドイツで既に極められていたのです。

ドイツ古典フルレンジシステム

(受注生産品)


ユニット

口径 20センチ

搭載数 1個

形式 コーン型フルレンジユニット

能率 96dB/W・m

耐入力 5ワット

製造国 ドイツ


キャビネット

寸法 幅38cm×高さ58cm×奥行30cm

形式 後面開放型

材質 フィンランドバーチ材

( 前面グリルは別売となります。)


※ユニット製造元は、テレフンケン、グルンディッヒ、ローレンツ等々の銘柄を取り揃えています


ステレオの片側に2個または4個のユニットを用いたタンデム仕様の大型システムも特注製作承ります。

(注記)


 設置方法の詳細につきましては、

こちらをご覧ください → ドイツ古典フルレンジシステムのセッティング



 本製品に搭載のユニットは、1950年前後にドイツで製造された家庭用ラジオから取り出した使用済みのヴィンテージユニットです。動作良好なユニットを検査厳選の上、 極力外見を揃えてステレオ左右のペアを組んで おりますが、モノラル再生が主流だった当時のラジオ1台からは1つのユニットしか取り出せないため、製造年や保存環境の違いにより細部の形状や色合いが微妙に不揃いな場合があります。



 本製品は極めて高能率なため、数ワット程度の小出力真空管アンプとの組み合わせを推奨いたします。 大出力アンプとの組み合わせでは、誤入力、誤操作の場合に破損する可能性があります。



©2016 粋音舎

設置方法の詳細につきましては、

こちらへ→ ドイツ古典フルレンジシステムのセッティング